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「野球/戦争/興行」といった、ことなる事象を混合して職業野球界を見たとき、新たな“化学反応”を引きおこす。
昭和13年8月から下巻は始まります。
野球がお国のために何が出来るか?、各球団が夏季巡業を開始し、
九州、北日本、樺太、朝鮮、満州と長い遠征試合は続く。
川上哲治は函館で打撃覚醒し、秋には南海軍が蚕糸9球団になった。
剛腕スタルヒン、三冠王中島治康が巨人を牽引してく。
しかし、タイガースが日本一決定戦では4連勝と強さを見せた。
東宝にエノケンこと榎本健一が登場し、芸能界にも新しい波が、
文芸人にも「漢口陥落」を描けとっ総動員体制に入った、
戦争へ戦争へと進む日本の中で、野球、芸能、政治がどのように
繋がっていったか?今回も当時の世相、興行から時代を見る!